この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
依頼者は40代女性。夫が仕事や趣味に没頭するなどして、家庭のために尽くす姿勢が見られないため、弁護士を立てて、離婚の調停を申し立てました。ところが、離婚調停で調停委員が夫の立場のみ押し付けてきたりして不信感を感じ始めましたが、調停委員の機嫌を損ねたくはないということで、私のところまでご相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
まずは、①夫の給料を原資に購入したマンション等不動産は、原則夫婦の共有財産になること、②財産分与には働いていない配偶者の生活補償という意味合いもあること、③調停は双方の譲り合いながら合意を図るものであり、調停委員は双方の言い分を公平に聞く義務があること、をご説明しました。そして、調停の進め方及び調停内容について、書面作成等、いくつかの方法をアドバイスいたしました。
それまでの夫の言動から想定される夫の考え方、弁護士の考え方、調停委員の立場・考え方を丁寧に説明いたしました。また、泣き寝入りをせずに、主張したいことを「書面」で主張する時の注意点など、書記官への対応についてもアドバイスいたしました。相談に来られた時は分からないことだらけで不安なご様子でしたが、一つずつ丁寧にご説明することで、手続きに関する理解や主張の仕方などを深めていただけたと思います。法的手続きで不安なことが起こることもあると思いますが、そんな時には専門家による整理された意見を聞くことで、解消できることがあるかもしれません。特に私は裁判官経験があり、裁判の仕組みや裁判所の傾向などにも精通しておりますので、困ったことがあればお早めにご相談ください。