この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
ご依頼者は数店舗の飲食店を経営しています。ここ数年で売上が減少し、借入金の返済はもとより運転資金にも事欠いて、事業の継続が危ぶまれる状況となり、当職の前にご相談された弁護士からは破産を勧められているとのことでした。ご依頼者としては廃業は避け、できる限り事業を継続したいとの希望を持たれていました。
解決への流れ
実際のところ、経営状況は事業停止寸前で非常に厳しいところがありましたが、ご依頼者の強い希望がありましたので、これまでの経営状況を調査・検討したうえ、事業計画を立案し、これに基づいた弁済計画案を作成しました。そして、粘り強く債権者と協議した結果、債権者の承諾を得ることができ任意整理(5~10年の弁済)が実現しました。
本件では経営状況は厳しいものがありましたが、利益構造を変更することにより、弁済を前提とした事業計画の立案が可能となりました。当初、特定調停等の利用も検討しましたが、債権者の皆様に事業計画書をご送付し、十分説明させていただいた結果、示談での任意整理が実現しました。なによりも、ご依頼者の意欲が強く、その結果が任意整理実現に反映したともいえます。