この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
ご依頼者は、シングルマザーの女性でしたが、私立高校に通学する子供さんの学費を工面するため、複数の消費者金融から総額約300万円を借り入れていました。ところが、ご依頼者は、勤務先の業績不振に伴う人員整理によって整理解雇されてしまい、その後に再就職されましたが、再就職先の給料が従前より低額となったため、これまでどおりに借入金を返済していくことが難しくなりました。そこで、ご依頼者は、法的な整理を希望され、当事務所へご相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
当事務所は、ご依頼者の現在及び今後の収入状況、日常生活に不可欠な生活費等の算出、借入金の約定返済月額などを総合的に検討した結果、任意整理(借入金の分割払い)の手法では円滑な生活再建が困難と判断し、破産申立てをご提案したところ、ご依頼者もご納得されました。そこで、当事務所は、消費者金融の各社宛に受任通知を発送し、当面の借入金の返済を止めることで、ご依頼者の生活状況を安定させると共に、迅速に破産申立ての準備に着手しました。その結果、ご依頼者は、受任通知の発送から約1.5か月後には裁判所へ破産申立てを行うことで、裁判所から同時廃止決定を受けることができ、また、その約3か月後には無事に裁判所から免責決定を得ることができました。
本件は、給与所得者が、子供の学費等のために借り入れた日常的な負債を、再就職に伴う給与の減少によって継続返済することが困難となってしまったとの事案であり、実務上、度々直面するケースです。当事務所では、多くの皆様から破産申立てのご依頼を受けておりますので、お困りの際には当事務所へご相談いただけますと幸いです。